愛媛や兵庫、広島など西日本各県から選手が集まる「第32回瀬戸内少年柔道大会」が20日、松山市市坪西町の県武道館であり、幼児から中学生まで約800人が熱戦を繰り広げた。
日ごろの練習の成果を発揮してもらおうと、松山市の三津浜柔道会が毎年主催し、団体戦5部門と個人戦14部門に分かれて競い合う。同柔道会によると、幼児の団体戦(3人編成)は全国的にも珍しいという。
参加者はチームメートや保護者の声援を受け、背負い投げや払い腰などの技を懸命に掛けた。豪快に技が決まった選手は会場の大きな拍手に笑顔を見せ、負けた選手は悔し涙を浮かべ次回の健闘を誓っていた。